WiMAXを契約するときに気になるのが、「自分の家で本当に電波が繋がるのだろうか?」ということではないでしょうか?
特に、鉄骨住宅の場合、無線(Wi-Fi)の電波が飛びにくいので、WiMAXが本当に使えるのかどうか不安な方も多いはず。
そこで、WiMAXが鉄骨住宅で本当に使えるかどうかを実際に検証してみました。
検証に使ったのは、2LDKの鉄骨住宅(マンション)です。
WiMAXを離れた部屋(リビング)に置いて寝室で計測してみた
まず試してみたのが、WiMAXの本体を置いた部屋と離れた部屋でも使えるのか?ということです。
WiMAXの「ハイスピードモード」と「ハイスピードプラスモード」、それぞれ検証してみました。
試してみたのは、以下の4つです。
- ハイスピード×iphone
- ハイスピードプラス×iphone
- ハイスピード×デスクトップパソコン
- ハイスピードプラス×デスクトップパソコン
デスクトップパソコンの性能はWin10のcore5です。
文中に出てくる用語
- ダウンロード:ネット検索や動画の視聴、オンラインゲームをプレイするときなどに重要な速度
- アップロード:メールの送信や、インスタに写真や動画をアップするときなどに重要な速度
ハイスピード×iphoneでスピードテストした結果
ネット検索も動画も問題なく利用することができました。
- ダウンロード:12.3Mbps
- アップロード:4.59Mbps
ハイスピードプラス×iphoneでスピードテストした結果
高画質の動画だと、途中で途切れることがありました。
- ダウンロード:4.84Mbps
- アップロード:5.65Mbps
ハイスピードよりも遅かったのは意外でした。
ハイスピード×デスクトップでスピードテストした結果
ネット検索であれば、問題なく使えました。
動画の視聴には、ちょっと不安があります。
- ダウンロード:2.16Mbps
- アップロード:3.55Mbps
iphoneで計測した数字と10Mbpsほどの差がありますが、ネット検索であれば、体感的にはそこまで速度の違いを感じませんでした。
ハイスピードプラス×デスクトップでスピードテストした結果
ハイスピードモードと同様に、ネット検索は問題なく利用できました。
- ダウンロード:3.20Mbps
- アップロード:7.79Mbps
【結論】WiMAXのルーターと違う部屋だと若干繋がりにくい
鉄骨住宅の場合、WiMAXのルーター本体と違う部屋だと、通信速度に若干不安が残ります。
ネット検索であれば問題なく使用できますが、youtubeやAmazonプライムビデオなどの動画サービスをよく利用するのであれば、「??」といった感じですね。
今回の実験に使ったのは、外にも持ち運びできるWiMAXモバイルルーターです。
なので、自宅専用でWi-Fiを利用するのであれば、据え置き型のホームルーターを使った方がいいですね。
正しいホームルーターの選び方|ソフトバンクエアーとWiMAXを比較
WiMAXを窓際に置いて同じ部屋でスピードテストしてみた
WiMAXは電波の特性上、窓際に置いた方が電波状態が良好になります。
ということで、WiMAXの本体を窓際に置いて、その近くで各端末の通信スピードを測定してみました。
ハイスピード×iphoneで通信速度を計測した結果
ネット検索も動画の視聴も、かなりサクサク使えました。
この速度なら、オンラインゲームでも問題ありませんね。
- ダウンロード:52.5Mbps
- アップロード:0.89Mbps
ダウンロードは、52.5Mbpsとかなりの速さが出ていますね。
ハイスピードプラス×iphoneで通信速度を計測した結果
ハイスピードプラスモードでも、WEB検索や動画の視聴は問題ありませんでした。
- ダウンロード:23.3Mbps
- アップロード:1.22Mbps
iphone4Gで通信速度を計測した結果
スマホの4G回線と比較するために4Gでも計測してみましたが、やっぱり4Gは速かったです!
- ダウンロード:67.2Mbps
- アップロード:26.4Mbps
さすが4G回線は、1GBあたりの単価が高いだけあって速いですね!
5GBで月々5,000円なんて、携帯会社の料金は、もはやボッタク・・・かなり割高ですよね。
ハイスピード×デスクトップで通信速度を計測した結果
デスクトップPCの場合、iphoneに比べると遅いですが支障のないスピードなので問題なしです。
- ダウンロード:5.02Mbps
- アップロード:15.7Mbps
ハイスピードプラス×デスクトップで通信速度を計測した結果
ハイスピードプラスだと、ダウンロードもアップロードも全く支障のないレベルで使えました。
- ダウンロード:21.7Mbps
- アップロード:15.0Mbps
鉄骨住宅でも同じ部屋だったらWiMAXで問題なし
WiMAXのルーターの近くで通信速度を検証した結果、iphone・デスクトップパソコンともに、問題なく利用できました。
なので、WiMAXのルーターと同じ部屋でネットを利用するのだったら、モバイルルーターでも問題ありませんね。
WiMAXは鉄骨住宅でも繋がるのか?まとめ
今回、2LDKの鉄骨住宅でWiMAXの電波が繋がるかについて検証してみました。
ルーター本体と離れた部屋だと通信速度に若干の不安がありましたが、ルーター本体と同じ部屋でのネット利用は問題ありませんでした。
住んでいる地域や周辺の環境によっても違いますが、検証結果としては、鉄骨住宅でもルーターを置いている部屋でネットを利用するのであれば問題なし!です。
ルーターを置いている部屋と離れてしまうと、通信が若干不安定になるので、出来ればホームルーターを利用した方が良いですね。
WiMAXで人気のプロバイダー
WiMAXの本家といえばUQWiMAXです。
ただ、UQWiMAXは、他のWiMAXプロバイダーと比べて月額料金が高めに設定されているので、正直わざわざUQWiMAXを選ぶメリットはありません。
どのプロバイダーでも、ネットの通信速度は同じなので、出来るだけお得な条件のプロバイダーを契約するのが賢い選択です。
キャッシュバックで選ぶなら
WiMAXの中でも、高額なキャッシュバックが貰えることで人気のプロバイダーです。
月額料金が安いわけではありませんが、30,000円を超えるキャッシュバックがあるので、3年間のトータル金額が安くなります。
ただし、キャッシュバックが貰えるのは、申込後、約1年後ですので忘れてしまう可能性がある方にはオススメできません。
月額料金で選ぶなら
キャッシュバックはありませんが、月額料金が安いことで人気のWiMAXプロバイダーです。
「現金キャッシュバックで実質割引」といった面倒な形ではなく、手続きなしで割引を受けたい方にオススメです。
支払方法が口座振替の場合、初期費用がかかってしまう点には注意してください。